虫歯などが原因で歯を無くしてしまい、インプラント治療をご検討されている方は、ぜひ豊富な経験と充実の設備が自慢の東京インプラントGuidanceにご相談ください。
虫歯を放置する期間が長ければ長いほど、辛く重い症状が出てくるようになります。
歯医者に足を運ぶのは誰だってイヤですが、覚悟を決めて早めに診てもらえば、まったく痛い思いをすることなく治療を終えられることだって不可能ではありません。
そうはいっても、そもそも自分が虫歯なのかどうかすら分からない場合も多いものです。そんな場合は、鏡で口の中を覗いてみて「歯の外見上の様子」や「今自覚している症状がどんなものか」をよく観察してみてください。そうすることで、虫歯の進行度や、それは痛さを伴わない治療で解決できる段階であるのかを、正しく判断することができます。
虫歯放置による症状を説明する前にまず、歯医者では、虫歯の進行度をどんな風に表現しているのかを知ることからはじめましょう。歯医者では、虫歯の進行度を、アルファベットのCと数字の組み合わせで表しています。一度でも歯科治療を体験した人なら、歯の診察中に医師が「C0」「C1」などと早口で言っているのを耳にしたことがあるでしょう。あれが、虫歯の進行度を表す歯科用語なのです。
虫歯の進行度はC0~C4まであります。つまりは全部で5段階あるということです。
数字が大きいほど、虫歯が進行しており重症な状態にあることを示しています。
C0よりC1、C1よりC2、C2よりC3、C3よりC4のほうが重症な状態にある…という解釈になります。
それではいよいよ、それぞれの段階で表れ得る症状について紹介していきましょう。
歯科治療の必要性や、それぞれに適した治療方法についても紹介していきます。
ごく初期の虫歯です。歯の最上層であるエナメル質の表面が、わずかに溶けている(脱灰)状態で、痛みはありません。私たちの目には、溶けた部分がポツンと白くなっているように映ります。溶けていない健康な部分は透明感がありますので、よく見れば違いが分かるはずです。
■治療方法
この段階ならば、歯医者での治療は不要です。
歯の再石灰化を助けるフッ素入り歯磨き粉や、キシリトールガムなどで、修復を期待することができます。
いわゆる初期虫歯の段階です。虫歯がエナメル質の内部にまで達していますが、まだ痛みはありません。
ただし甘いお菓子などを食べた時に、ときどき「しみる」と感じることがあります。
■治療方法
フッ素塗布などを行っても再石灰化は難しいので、歯科治療を受ける必要があるでしょう。
治療内容は、虫歯部分を削って、そのなかにコンポジットレジンという詰め物をします。コンポジットレジンは専用のライトを当てるとすぐに硬化する性質なので、治療はとても早く終わり、痛みも伴いません。麻酔を打つ必要がないため、治療費は比較的安いです。
虫歯が、エナメル質の下にある象牙質にまで及んでいる状態です。
この段階までくると、冷たい食べ物がしみたり、痛みを自覚したりするようになります。
歯がポツンと黒くなっているので、見た目にも虫歯だとはっきり分かります。
■治療方法
歯科治療が必須です。
治療の流れはまず、局所麻酔を打って虫歯部分を削ったら、アルジネート印象材(アルギン酸塩印象材)を用いて歯の型取りをします。その型に石膏を流し入れて模型を作ったら、その模型をもとにインレーを製作し、削った部分にはめ込み・接着して治療完了となります。
虫歯が、歯のいちばん奥にある神経(歯髄)にまで達して、神経が炎症を起こしている状態です。
歯に大きな穴があいているので、誰が見ても虫歯だと分かります。熱い食べ物がしみたり、何もしていなくても強い痛みを感じるため、夜眠れなくなってしまうこともしばしばです。
■治療方法
歯科治療が絶対的に必要です。
まず完全な細菌除去のために、炎症部分を取り除く根管治療が行われます(もちろん麻酔をかけた上で行います)。根管治療を行った後は、歯のなかに10日間ほど薬を詰めておきます。10日経ったら歯の形を整えて型を取り、型をもとに土台を製作し、歯に土台をセット→クラウンを被せて、治療完了です。
歯冠がボロボロに崩れ、神経も壊死してしまっている、虫歯の末期状態です。
神経が壊死しているので痛みを感じませんが、ひどい臭いのする膿が出てきたり、顔が腫れ上がったりといった症状が出てくるようになります。
■治療方法
歯科治療を受けないと、血管に虫歯菌が入るなど、全身の健康にまで悪影響が及ぶことがあります。
治療方法は、歯の温存が難しいので抜歯の処置をとることが多いですが、なかなか麻酔が効かないことも。抜歯した後は、インプラントかブリッジいずれかを用いることにより欠損を補います。
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